西武球団は山川穂高に対して無期限の公式試合出場停止処分とすると発表

西武球団が山川の処分を出しました。嫌疑不十分で不起訴処分となった山川穂高に対して西武球団は無期限の公式試合出場停止処分とすると発表しました。

山川本人のコメント「ファンの皆様、球団、NPB及びスポンサーの関係者をはじめとした皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、お詫びいたします」「今般、不起訴と判断されましたが、そもそもの主たる原因は、わたしがプロ野球選手という立場をわきまえずにした行動が招いたもの」

とりあえず民事裁判の可能性もゼロではないらしいので、100％安心して復帰させることは無理と判断したんでしょうね。あとは世間の声もあるでしょうし。あとはシーズンオフにどういう決断をするか。そこで西武の本当の決断（手放すか、契約するか）が分かりそうです。

これは西武球団としての処分であって、パ・リーグはもとより、NPBからの処分ではありませんので、他の11球団では治外法権ということです。西武は暗に「オフにはライオンズを出ていってください」の意味とイコールと捉えられます。

松坂大輔が駐車違反、無免許運転(前月に50キロオーバーのスピード違反で免停)、おまけに身代わり出頭させて書類送検されたときも無期限謹慎だったが結局一ヶ月で解除された今回はどうなるかな

山川さんの今回の件で、ある言葉を思いました。「建設は死闘、破壊は一瞬」です。野球の才能には恵まれたかもしれませんが、人間として褒められる行いではありませんでしたよね。不起訴になったとはいえ民事訴訟があるかもしれないし、球団へのダメージは計り知れないものがあります。名誉回復は時間も掛かり至難の業ですが、これからの山川さんの生き方が問われると思います。

世論は厳しいスタンスだったからね。ファンあってのプロ野球だから、不起訴とはいえ不貞行為を行ったわけだし、相手側は争う姿勢を崩してはいないので、復帰は難しいと判断したのでしょう。選手会はどちらかと言えば、山川寄りの声明を発表していたけど、その反発の声の大きさも影響があったと思います。現役バッターでは屈指の成績を収めていたので、それだけを見ればとても残念な話ですが、自身の軽薄な行動が招いたことであるのでやむを得ないと思います。