この石川のように、指導法が自分に合うか合わないかを判断して取捨選択できる図太さと自己認識が出来ているかいないか。ここが潰れてしまう選手と大成できる選手の違いだと思う。 いくら自分の型が出来上がっていない選手でも、どんなスイングでも覚えられるものではない。向き不向きもある。指導はあくまできっかけと捉えて、それをどう自分の中に取り入れるかはやはり選手本人に責任があると思う。 石川はそれが出来たのでますます期待出来る。京田はそれが出来なかったのではないかと思う。 2軍で一人でもノリ流の指導にハマる選手がいて一流になればコーチの手柄。結果が出なければそこまで。何が正しかったのか答えが出るとしてもしばらくは待つ必要があるね。チームにとって良い結果になるよう期待。
コーチとしての指導はわからないけど、現役時代のノリは「ホームランの打ち損ないがヒット」という、完全に強打者の理論で成績残した選手だったな。同じ方法で指導してるとしたら、言い方は悪いけど長打力にあまり長けてない中日の打者陣に合うかというと結構疑問ではある。「ヒットの延長がホームラン」って言うタイプだったらヒット増やしたうえにそこから飛距離も伸ばす指導ができそうだけどね。
一方でサードの守備は上手いし、もともと守備が苦手だったという横浜の宮崎がゴールデングラブ賞の常連になるくらいの名手になったのは彼のおかげというから、そっちの指導の方はいいのかもしれない。
石井琢朗コーチが引退後内野守備走塁コーチやってたときはそこまで目立った存在ではなかったけど、打撃コーチになってから凄い成果を挙げたのを見ても、適材適所って意外な場所だったりすることもある。
コーチは自分の持論を選手に押し付けるのではなく、その選手に合った指導法で指導していかないと駄目。現役時代は物凄い成績を残した選手にありがちなミステイクだけど、今迄コーチ経験が少なくてコーチングというのが分らん人にコーチを頼むとこうなる悪い見本。自分が打てたから自分の型に嵌めるみたいな事ではコーチは無理。選手を見て欠点を直ぐに見抜きそれをどうして行くのかを考えて選手に提案し一緒になって考えるのがコーチ。自分の持論をただ押し付けても無理な物は無理。
中村ノリを打撃コーチにした時にこういう事になるんじゃないかと思っていた。理論は凄い物はあると思うが、それを選手に押しつけては駄目。選手を伸ばして行くのがコーチの役目。まあ、コーチの経験がない人が起こしやすい事だと思う。
コーチの指導と選手の相性。けっこう難しい問題なんですね。
コーチはもちろん選手に良かれと思って口を出すわけだから、選手が指導に従わなければ気まずい雰囲気になる。かといって選手もプロになれる技術と才能を持った人間なのだから、自身の打撃理論と身体の認識があるはず。
コーチと選手、異物同士が練習のなか手探りでよりよい打撃を見つけ出していくって、親が子どもを育てるのと同じでちょうど良い距離感を保つのがとても難しいことですね。
打撃指導というと有名なのは一本足打法を生み出した王貞治さんと荒川コーチ(でしたっけ?)紙を日本刀で切るという練習法。王さんよく受け入れたよなあ。頑固さと柔軟さを合わせ持った選手が、伸びるのでしょうかね。
「手で打て」ね。確かに中村ノリは言ってたね。中村はグリップも独特。「雑巾を絞るように持て」と左右の手首が上下に重なるようにバットを持たせる。昔、阪急にいた石嶺や横浜にいた駒田とかと真逆の持ち方。
石嶺は打撃コーチとして失敗ばかりだったし、駒田は打撃コーチにほとんど呼ばれない。独特の打撃理論を持つ人はコーチに向いていない。
中村は打撃コーチより内野守備コーチが向いていると思う。誰も覚えていないかもしれないが、近鉄時代の中村の3塁守備は球界ナンバーワンだったと思う。NPBの歴史上でもトップクラスではないか? 打撃とは違って中村の守備理論は基本に忠実。
実績で指導するか、対した成績も残してない選手もコーチとしては教えるのも上手な人もいるからなんとも言えない!教えてもらって伸びる人も教えを無視して自ら良くなる人、教えてダメになる人結局選手の対応力にもよるような気もするけど、自分のスタンスの概念を崩さないようにするか、新しく考えを変えるかその人次第で良くも悪くもなるし立浪監督がどうゆう意図があるのかをコーチに話すべきかな!
手でタイミングを取る選手はスランプになると時間がかかると聞いた事があるから、それだけ難しいという事だと思う。
ノリコーチには期待していたが、やはり自分の理論をやらせるのでは無く、選手個々にあった指導をして欲しい。
二軍には、全く打てずに一軍から落とされ、やる気を無くしている選手がいるから、まず彼を何とかして欲しい。
立浪の理論は一貫してる。中日では有名で腰の割れを作ること。根尾がトライ中で中村もキャンプではそれに沿っていた。
けれど素人でも中村の指導方法がどうなんだろう?という印象があるし、周りもそう思ったんでしょう。
根尾が言うこと聞かないような話とか。
それでなのか自身で立浪は同じ右投げ左打ちの選手を集めて森野、福留、大島から根尾にその感覚を伝えていた。いまだに試合前の練習でも一貫してその腰の割れの動き。
他に立浪の指導で阿部も良くなった。シーズン途中で変更して。
中村の指導で鵜飼とか投手へ良くなった。
たぶん打撃理論が定着してない人には良いんでしょう。
なので二軍選手のほうが合うのか?
でも問題は京田をどうするのか?
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