中日の新人9選手は8日、NPB新人選手研修会にオンラインで参加した。中日のドラフト1位・高橋宏斗投手（18）＝中京大中京高＝は侍ジャパンの建山義紀投手コーチ（45）の「先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ」と題した講座に刺激を受け、将来の目標は日本代表であることを明かした。

　建山コーチはプロ野球選手として成功するために大切なことを自身の経験を踏まえ、12球団の新人に語りかけた。講座の最後には「今年は延期になったオリンピックもあります。（新人選手の中から）1人でも多くの候補選手が出てくるように目を見張らせたい」と日本代表入りを目指してほしいとのエールを送った。

　新人研修を終えた高橋宏は「目指すからには高いレベルで野球をしてみたい。その目標は常に持つようにしている」と日本代表入りへ意欲を見せた。9日の新人合同自主トレからプロ野球選手としての生活がスタート。目標の日本代表入りを果たすためにまずは、中日で結果を残す。