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20年ぶりにドラゴンズに熱狂し始めた理由

20年ぶりにドラゴンズに熱狂し始めた理由

 

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東京への上京と共に中日から離れる

私は大学で東京に来て、そのまま東京で就職をした。愛知県の人で特に三河エリアの人の場合

東京や地方の大学にいっても、就職で地元に戻るケースが多かった

理由は簡単であり、三河にはトヨタ自動車をはじめ、デンソー、アイシンなど大企業の本社が

沢山あるからである。

東京で中途半端に就職するよりも、愛知県県の方が規模的に大きな会社に入れるし、入る可能

性も高いのである。

大企業が沢山あるため、親戚にどこかの会社に勤めているケースが非常に多い。市民の人数に

対して大企業の社員数はとても多いため、多くの比率で地元の大企業に勤めている事がある。

そのため、情報として会社の仕事内容がわかるし、何より親世代などをみることで、生涯の

年収がどのくらいになるのかイメージが自然と出来るのである。

 

愛知県の三河エリアは一部上場企業が沢山あるが、東京や名古屋にくらべると家賃や生活費は

格段にやすい。しかし、会社での給料としては一部上場としての基準でもらえるため、相対的

に裕福な生活ができるのである。

 

これは一般的には地方の学校の先生などの公務員が人気の理由と同じ事で、生活にかかるコスト

が安い街で公務員をいていると、大きな一軒家を建てられることがよくある。

戸建て住宅を買う場合の半分は土地の値段である。東京の一等地では土地だけで高いところでは

1値億円を超えたり、通常でも数千万円がかかってしまうのである。

それに比べて地方で住宅を建てる場合は土地の値段が格段に安いのである。一般的な住宅規模で

は1千万円程度で購入できるのである。建物の値段はエリアに関係なく仕様に応じた金額になる

ため、地方で住宅を建てることで数千万の差がでるのである。

 

このような理由も有り、愛知県には就職で戻る人が多いが、私は東京での就職を決めた

そして、愛知県では当たり前だった中日ドラゴンの試合中継が普段の生活から消えたのである。

 

 

忘れていた野球への思いから始めた草野球

東京で就職をして10年が過ぎたくらいの時、仕事を一緒にしていた6つ年上の人から打合せの

帰りの電車の中で草野球のメンバーが足りないから誘われた。

 

中学以来まともに野球はしていなかったが、野球をやり残した思いはずっともっていたため、

誘いには即答で参加する旨を伝えた。

日曜日の野球まであと3日しかないのに、毎晩ジョギングをして、土曜日にはバッティング

センターで打ち込みもした。

そして向かえた草野球は新鮮でとても楽しかった。なんと1本ヒットも打てたのである。

それいら草野球にはまってしまい、複数のチームのユニフォームを持つようにもなった。

草野球をすると楽しいのがもう一つあり、試合の後のみんなの食事である。

 

その日の試合についてお酒を飲みながら話し合うのは、いつも試合の時間よりも長くなっている。

草野球はメンバーはいろいろな会社の集まりで、年代もバラバラである。だから、出身地も

それぞれで、好きなプロ野球チームもバラバラだ。

複数のチームに所属していると、たまに中日ファンにであう。当時は落合政権で強い中日で

あったが、私はほとんどの試合を見ていなかった。レギュラーの選手もしらない人がいる

くらいの知識しか無かった。

 

私より10歳ほど年上の熱心な中日ファンがいたため、かろうじて中日の情報は入手していた。

地元に住んでいた頃の知識、むしろ1988年の優勝で時代が止まっていたのである。

この頃はプロ野球を見るというよりは、自分自身がプレーヤーとして復活したことへの喜びが

一番大きかったかも知れない。

 

 

携帯でプロ野球観戦 中日熱再び

最近はプロ野球中継がテレビでほとんどされなくなった。テレビ自体を見ることが減った。

こんなことを言って何年もたった様な気がする。東京で中日の試合やニュースを見ることは

ほとんど無かった。ほとんど見ないことに身体が慣れてしまっていた。

 

そんな時に衝撃的な出来事があった。

松坂大輔の中日入団である。2017年のオフに入団テストを受け12月に正式に入団が発表された

のである。このニュースは東京にいる私でも何度も見るほど放送されていた。

これほどまでに中日関連のニュースが東京でされることは無かったと思う。

私の中日熱は少しずつ戻りつつあった。当時、私の周りにいた愛知県出身で東京に来ている人

達と話をすると皆が口をそろえて松坂のニュースはうれしいと言っていた。

 

松坂が実際使えるとかはどうでもよく、とにかく愛知県のローカルチームとして封印していた

中日ドラゴンズがスポーツニュースの中心になっていることがとにかくうれしかったのである。

更に、この時期からDAZNでプロ野球が見られるようになり、月額二千円程度で、ほとんどの試合

が携帯で見ることが出来るのである。

会社帰りの電車でプロ野球観戦ができるようになったのである。

昔のテレビ中継は7時から9時まであったのに対して、DAZNでは1回から試合終了までみることが

できるのである。

ライブで年間80ゲームは見たと思う。残念なのは近年の中日がずっとBクラスに低迷していること

である。

出場している選手の名前は完璧に覚えたので、あとは勝つのを待つだけです。

 

20年ぶりにドラゴンズに熱狂し始めた理由としてはテクノロジーの発達によりテレビ以外で容易に

試合をみることが出来るようになったからである。

 

これまでのテレビとは違い、放送時間を気にすること無く、試合の最初から最後まで見ることができ、見逃した場合は振り返り見ることができるのが再び見るようになった最大の理由である。

 

テレビでは試合観戦するために時間と場所が制限されていたが、現在は場所と時間ともに自由であることが便利で有り、これは野球に限らずテレビ離れの大きな原因となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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