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中日に感じられないモチベーション

昨年7月7日の東京ヤクルト戦、10回表に1点を勝ち越され、その裏に二死満塁とするも、打順は投手の岡田俊哉に。すでに野手を使い切っていたため、投手の三ツ間卓也を代打に送って黒星を喫した。この時、与田 剛監督の選手起用がやり玉に挙げられたが、戦っていた選手たちの思いは少し違う。
「伊東 勤ヘッドをはじめ、うちのコーチ陣はなぜ監督が恥をかくような選手起用を黙って見ていたのか」
 そう、選手でさえ、中盤以降の野手の使い方に「これは最後に駒が足りなくなる」と感じていたのに、それを進言するコーチがいないと首脳陣の不協和音を感じ取り、一気にしらけたムードになったという。それをわかっていながら、球団フロントはテコ入れをしないのだ。選手たちは、初めから自分の成績以外に高いモチベーションを持てたのだろうか。「最後までプロであれ」と選手に言う前に、親会社や球団フロントが「まずプロであってほしい」ものだ。

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