過去20年の沢村賞　成績一覧

選考難しい2020年沢村賞

 

大野は勝ち星が菅野に差を開けられているが

同賞選考基準は7項目に及ぶが防御率1・82、完投10、勝率・647の3項目をクリアし

菅野の防御率2・04、勝率・875の2項目を上回っている

 

近年はこの選考がやや難しい

 

 

理由としては、この基準が現代の野球に沿っていない部分があり、文句無しで「この人！」という決め方ができないのだ

 

 

 

 

沢村賞の選考基準

日本における投手最高の栄誉

 

（1）15勝以上

（2）150奪三振以上

（3）10完投以上

（4）防御率2.50以下

（5）投球回200イニング以上

（6）25試合以上の登板

（7）勝率6割以上

 

 

 

プロ野球創生期に豪速球投手として活躍し、１９４４年に戦死した沢村栄治氏の栄誉と功績をたたえ、４７年に創設された

 

 

 

全項目クリアはたったの3名（2000年以降）

 

☆2007年　ダルビッシュ有（日本ハム）
（1）15勝 （2）210奪三振 （3）12完投 （4）防御率1.82
（5）207回2/3 （6）26試合 （7）勝率.750

☆2009年　涌井秀章（西武）
（1）16勝 （2）199奪三振 （3）11完投 （4）防御率2.30
（5）211回2/3 （6）27試合 （7）勝率.727

 

☆2011年　田中将大（楽天）
（1）19勝 （2）241奪三振 （3）14完投 （4）防御率1.27
（5）226回1/3 （6）27試合 （7）勝率.792

 

 

 

 

 

過去20年の沢村賞一覧

2019年

該当者なし

 

2018年

菅野　智之

15勝8敗　防御率2.14

 

2017年

菅野　智之

17勝5敗　防御率1.59

 

2016年

ジョンソン

15勝7敗　防御率2.15

 

2015年

前田　健太

15勝8敗　防御率2.09

 

2014年

金子　千尋

16勝5敗　防御率1.98

 

2013年

田中　将大

24勝0敗　防御率1.27

 

2012年

摂津　　正

17勝5敗　防御率1.91

 

2011年

田中　将大

19勝5敗　防御率1.27

 

2010年

前田　健太

15勝8敗　防御率2.21

 

 

2009年

涌井　秀章

16勝6敗　防御率2.30

 

 

2008年

岩隈　久志

21勝4敗　防御率1.87

 

 

2007年

ダルビッシュ有

15勝5敗　防御率1.82

 

 

2006年

斉藤　和巳

18勝5敗　防御率1.75

 

 

2005年

杉内　俊哉

18勝4敗　防御率2.11

 

 

2004年

川上　憲伸

17勝7敗　防御率3.32

 

 

2004年の中日は優勝

 

落合監督の1年目のシーズンであり

1999年以来5年ぶり6回目のリーグ優勝を果たす

 

 

川上は沢村賞とMVPを獲得

 

 

 

2003年

斉藤　和巳

20勝3敗　防御率2.83

 

井川　　慶

20勝5敗　防御率2.80

 

 

2002年

上原　浩治

17勝5敗　防御率2.60

 

2001年

松坂　大輔

15勝15敗　防御率3.60

 

 

2000年

該当者なし