新人王はMVPとは違うから必ずしも優勝チームに所属していれば有利というわけではない。 また数字の味方によって評価が分かれることもあるので、今年は好打者がいなかったため新人王候補も投手に限定されているが、投手としての評価はまず勝利数、次に防御率、勝率、奪三振数が先発投手の評価基準になる。いずれにしても規定回数に達していることが最低の条件。 高橋の場合、確かにいい投手ではあるが、規定回数未達は致命的。でも去年のように特別賞を貰える可能性はあると思う。
「指標ではリリーフより先発が高く出やすいから単純比較は不公平」のような意見を見かけるけど、指標の意味が理解できてないだけの気がする。 当たり前のこととして貢献度は質と量の両面を見ないと正しく評価できないけど、投球イニングの多い先発の方が「量」が大きいわけで、そこが反映されて数字が高く出るってだけ。 つまり数字が出やすいのは純粋に貢献の量が大きいから。リリーフは質で勝負するしかないけど、倍以上もイニングが違うのに量の差を覆すのは簡単じゃない。 個人の推測に過ぎないが、「指標は先発の方が高く出やすいから〜」的なことを言う人って、もしかして先発として一流の投手とリリーフとして一流の投手とで貢献度が似通ってるハズ、と思ってるのだろうか?
高橋投手は規定回数突破して防御率か最多奪三振のタイトルを取って初めてこの二人に並ぶ活躍だったと言えるくらいじゃない?印象で負けてる感は否めない。 ただ、2年目で劇的に良くなったし、まだ20歳。世代No.1って声は前からあったけど、これからリーグを代表するような投手へとステップアップしていくだろうからこのまま頑張って欲しい。来年は規定回数突破して何かタイトルとりたいね。
確かに髙橋投手のWARが最も優れているが、それはあくまで先発投手だからです。 知らない方もいますが、イニング数もWAR加算要素であるためリリーフ投手には厳しい指標です。 実際DELTA社の算出データを見ると、今季のNPB投手のWAR上位20投手は全員先発投手かつ100イニング以上を投げています。 一方リリーフのWAR1位は2.3でDeNAの伊勢投手。次いで2.2のモイネロ投手。 数字を額面通り受け取れば髙橋投手がナンバーワンなのですが、プレッシャーのかかる守護神として37S、勝ちパターンで45H+タイトル獲得した彼らの方が新人王としてはふさわしいと思いますし、どちらが選ばれても納得です。
力があり、将来楽しみな投手であることは間違いないけど、タラレバではなく明確な結果を残している選手を差し置いて、先発が規定に達していない限定的なスタッツで判断されても、それは違う気がする。 再度書くけど、素晴らしい投手なのは間違いないわけで、来シーズンに期待。
打線のせいで勝ち星がつかないって言い分は分かるが、球場が広いことによって打線が貧打になってるが、投手は恩恵受けてるからな。 それに規定投球回にも達していないしローテーションは中6日でまわれていない。 将来の球界のエース候補だとは思うけど、通年で活躍した選手のほうが新人王にはふさわしいんじゃないか。
高橋は今年味方が毎試合3点援護出来てたら14勝してたらしい。 それは置いといてももう少し味方が援護して6勝7敗が9勝4敗くらいになってたら大勢や湯浅ともう少しいい勝負になってただろうね。
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