昨日のバンテリンドーム、竜党にとってこれほどまでに天国と地獄を味わった試合があったでしょうか…?
2026年7月16日、中日ドラゴンズ対阪神タイガースの一戦。先発マウンドに上がったのは柳裕也投手(32)。首位を走る強力・阪神打線を相手に、彼は間違いなく「完璧」なピッチングを見せていました。
そう、あの「魔の7回」を迎えるまでは——。
夢を見た6回までの「ノーヒットノーラン」ピッチング
この日の柳投手は圧巻の一言でした。6回まで打者20人に対して86球を投げ、許したランナーは四球と失策のみ。無安打無失点、4奪三振という快投で、球場全体が「もしかして今日、ノーヒットノーランが見られるのでは…?」という異様な期待感に包まれていました。
打線も3回に村松選手のタイムリーで1点を先制。1-0とリードし、エースの偉業達成に向けてこれ以上ないお膳立てが整っていたように見えました。
一瞬で霧散した夢…佐藤輝明への「不用意な1球」
しかし、野球の神様は残酷です。
1点リードで迎えた7回表、先頭の森下選手に死球を与えて無死一塁。ここで打席に迎えるのは、4番・佐藤輝明選手。
運命の92球目。
初球に投じたチェンジアップが、無情にも右中間席へと吸い込まれていきました。痛恨の逆転2ランホームラン。
あんなに完璧だったピッチングが、たった1つの死球と、たった1球の「不用意な球」で崩れ去る。マウンド上で肩を落とす柳投手の姿に、胸を締め付けられたファンは多かったはずです。
| 投手 | 投球回 | 被安打 | 失点 | 奪三振 | 勝敗 |
| 柳 裕也 | 7回 | 2 | 2 | 4 | 3敗(4勝) |
結局、柳投手はその裏に代打を送られて降板。7回を投げて被安打わずか「2」の好投でしたが、結果は3敗目となってしまいました。
リクエストも実らず…見殺しになったエース
反撃したい中日打線でしたが、この日も「援護は1点止まり」という深刻な課題が露呈しました。
【7回の最大のチャンス】
1-2で迎えた7回裏、2死一、二塁の場面。細川選手が三遊間へ内野安打を放ちます。遊撃手の小幡選手が一塁へ送球する間に、二塁走者の土田選手が一気にホームへ突入!しかし、大山選手の素早い転送によりホームでタッチアウト…。
井上監督もリクエストを要求し、球場は祈るような空気に包まれましたが、無情にも判定は覆りませんでした。このワンプレーが、この試合の「もう一つのターニングポイント」だったと言えるでしょう。
まとめ:借金18に逆戻り。ここからどう這い上がるか
試合はそのまま1-3で敗戦。中日は2カード連続の勝ち越しを逃し、再び借金18へと逆戻りしてしまいました。
- 好投する先発を援護できない打線
- たった1球の失投が命取りになるプレッシャー
今のドラゴンズが抱える苦しい現状が、この1試合にすべて凝縮されていたように感じます。柳投手の涙を、次こそはチーム全体で「歓喜の涙」に変えてほしい。そう願わずにはいられない、あまりにも痛すぎる逆転負けでした。
皆さんはこの試合、どう見ましたか?ぜひコメント欄で皆さんの思いを聞かせてください!
