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松葉貴大が海外FA権を行使――残留か新天地か、年数を巡る決断

リード
35歳、技巧派左腕・松葉貴大が“決断”。海外FA権を行使し、中日とは交渉を継続。宣言残留も認められている。規定投球回&球宴初選出の“キャリアハイ”の今、彼が重視するのは契約年数。残留か、新天地か。長期戦も想定されるFA交渉の焦点を整理する。

要約
・事実:海外FA権を行使、申請済み。中日は宣言残留容認&複数年提示。
・実績:23試合7勝11敗、防御率2.72、規定投球回到達・球宴初選出。
・交渉軸:Cランク(補償なし)で市場価値は高め。本人は「年数」を最重視。

松葉貴大の現在地
・2025成績:23登板/7勝11敗/防御率2.72
・到達点:プロ13年目で初の規定投球回、球宴初選出
・投球スタイル:直球140km未満でも、カット・ツーシーム・スライダーの“速度差が小さい”コンビネーションで打者を惑わす

プロフィール(要点)
・年齢:35歳
・投打:左投左打
・経歴:東洋大姫路 → 大体大 → 2012オリ1位 → 2019途中に中日へ
・目標:40歳まで現役
・FAステータス:海外FA権行使/Cランク(補償なし)

FA市場での価値と争点
・Cランクの意味:人的・金銭補償なし=獲得ハードルが低い
・需要適合:左の先発で「5~6回を計算」できるタイプはニーズ大
・交渉主眼:本人は契約年数を重視。中日は宣言残留容認、複数年提示の可能性

残留か新天地か(メリット/リスク)
・残留メリット:名古屋での適応・7年の蓄積、引退後のキャリアパス期待、安定運用
・残留リスク:バンテリンのテラス導入で“打たせて取る”型に逆風の可能性、ベテラン複数年による編成硬直化
・新天地メリット:年数上積みの余地、先発不足球団で即戦力、球場特性が噛み合えば維持可能
・新天地リスク:環境適応失敗の懸念、成績低下=契約満了のリスク

想定ニーズ(議論ベース)
・巨人:助っ人流出で先発の計算が不足
・DeNA:助っ人去就不透明、左の先発補填ニーズ
・ヤクルト:全体的な先発層の薄さを補える存在

パフォーマンス評価の分かれ目
・指摘点:前半好調・後半失速の評価、空振り率と制球は平均域、広い本拠地の恩恵
・鍵となる改善:テラス導入後の被弾管理、序盤の立ち上がり安定化
・強みの再確認:大崩れが少なく、試合を作れる(5~6回の設計が可能)

中日の編成論(世代交代とバランス)
・課題:ベテラン複数年による支配下枠圧迫を避けたい
・機会:仲地・松木平・草加・吉田・福田ら若手にローテ競争の窓
・前提:柳の動向/大野・涌井の世代交代タイミングを見据えた配置

ファンボイスの要点(要約)
・「宣言=退路を断つ覚悟」派と「宣言残留で市場確認」派が併存
・年数感:2年妥当、3年以上はリスクとの見立てが優勢
・評価:大金での獲得対象ではないが、谷間を埋める先発としては価値あり
・感情:松葉社長の人柄も含めて残留希望の声は根強い

編集部の見立て(結論)
・キーワードは「年数」。2~3年の上積みを引き出せるかが焦点。
・Cランク+左の先発需要で複数球団の関心は見込める一方、テラス導入と後半評価が長期契約のブレーキ。
・残留の可能性は十分だが、交渉は長期戦の公算。最適解は「年数を抑えた複数年」か「出来高厚めの短中期」。

追記用テンプレ(コピペして数値だけ更新)
・契約合意:残留/他球団、年数・年俸・出来高
・起用計画:開幕ローテ序列、想定イニング
・テラス導入後の被本塁打傾向:月別推移、被OPS推移


あなたは残留派?新天地派?
「年数」「年俸」「起用プラン」のあなたの最適解をコメントで教えてください。

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