目次
リード
12年間、竜のブルペンを支え続けた祖父江大輔投手の引退セレモニーは、笑いと涙、そして“祖父江らしさ”が詰まった最高の時間でした。場内にはメモリアル映像、仲間からのメッセージ、最後の“眼光ビーム”。“まさかの胴上げスルー!?”で大笑いが起きたあと、しっかり3度宙を舞い、笑顔で有終の美を飾りました。
試合概要
- 試合:セ・リーグ 中日 3–0 ヤクルト
- 日時:2025年9月20日(土)
- 会場:バンテリンドーム ナゴヤ
- ハイライト:試合後に祖父江大輔投手の引退セレモニーを実施
祖父江大輔のキャリア一望
- 入団:2013年ドラフト5位(トヨタ自動車 → 中日)
- 通算:510試合登板/17勝27敗/136H/12S
- タイトル:2020年 最優秀中継ぎ投手
- 金字塔:2025年6月11日 楽天戦で通算500試合登板達成
- 出身:名古屋市中川区(愛知高→愛知大→トヨタ自動車)
セレモニーの流れ(時系列)
- メモリアル映像:入団から2020年タイトル獲得までの歩みを上映
- ゆかりの選手からのメッセージ:元同僚からも温かい言葉
- 花束贈呈:家族・チームメートから花束
- スピーチ:台本なしのアドリブで“祖父江節”全開
- 名物「眼光ビーム」:最後の披露で大歓声
- “胴上げスルー!?”事件:岡田俊哉投手の胴上げ後、祖父江の胴上げをうっかり忘れて退場しかけるナイン → 祖父江が寝転んでアピール → 無事3度宙を舞う
- 場内一体の拍手:笑顔に包まれて締めくくり
今日の登板
- 8回・3番手で登板
- 結果:中村悠に中前打
- 本人コメント:「三振を取るつもりがセンター前に…。井上監督から『おまえらしいな』と言われました」
スピーチ名言ハイライト
- 「頭が真っ白ですが、紙を忘れました。思ったことをしゃべります」
- 「最高の仲間と出会い、僕は幸せ者です」
- 「“眼光ビーム”を卒業できると思うと、ほっとしています」
- 「(大野・田島・高橋周と)優勝して美酒を…達成できませんでしたが、来季の活躍を楽しみにしています」
- 「父ちゃん、母ちゃん、野球を教えてくれてありがとう。またキャッチボールしよう」
- 「ほんとに16年…間違えました、12年間でした」
- 「最高の野球人生をありがとうございました」
仲間・家族・ファンへの想い
- 仲間へ:ロッカーでの何気ない会話、優勝の夢、そして感謝
- 家族へ:「『頑張ってね』の一言が活力。これからは自分が全力で家族を応援します」
- ファンへ:「『宙船』の大合唱と声援が力になりました」
“祖父江らしさ”を語るファンの声(要約)
- 泥臭い場面を任せられる中継ぎの象徴:連投・回またぎでも試合をつなぐタフネス
- 人柄のにじむスピーチ:笑いと涙の緩急、場内を温かく包む空気づくり
- 地元・愛知のレジェンド:コーチや解説、名古屋の情報番組でも活躍必至の“話術”
- 後輩への気遣い:苦しい場面での声かけが印象的
- ドラゴンズの歴史に刻まれる名リリーフ:500試合登板の偉業
観戦メモ(筆者)
今季6度目の現地観戦。涙と笑いが交錯する“祖父江劇場”は、最後の最後まで温かかった。胴上げスルーのドタバタも含めて全てが彼らしい。12年間、本当にお疲れさまでした。
データボックス(プロフィール)
- 名前:祖父江 大輔(そぶえ だいすけ)
- 背番号:33
- ポジション:投手(中継ぎ)
- 経歴:愛知高 → 愛知大 → トヨタ自動車 → 中日(2014–2025)
- 主な実績:2020最優秀中継ぎ、通算510試合登板、500試合登板達成(球団4人目級の大記録)
まとめ
“勝っても負けても投げる”を体現した、球界屈指のセットアッパー。最後は笑って、時に泣いて、でもやっぱり笑って終わる——祖父江大輔という人の物語は、これからもドラゴンズファンの中で語り継がれていくはずだ。
