中日 4-7 DeNA(9月18日/バンテリンドーム)
3連敗で今季ワーストの借金16。今季のDeNA戦は8勝17敗(借金9)、本拠地バンテリンでは7連敗でカード最終戦を落としました。3回に上林→細川→ボスラーで一気に逆転するも、5回2死無走者から筒香に痛恨の17号3ラン。6回は救援陣がさらに3失点し、反撃は7回の1点止まりでした。
目次
ハイライト(3行まとめ)
- 3回:上林同点打→ボスラー逆転2点二塁打で一時3―1。
- 5回:2死から四死球→筒香3ランで再逆転を許す。
- 6回:救援が2連続タイムリー被弾、追撃遅く4―7。
スタメン・布陣
- 打順:1岡林/2田中/3上林/4細川/5ボスラー/6福永(三)/7ロドリゲス/8加藤匠(捕)/9涌井(投)
- 大島はベンチスタート。
試合経過(要点のみ)
- 1回(涌井):三者凡打スタート(蝦名 二ゴロ、桑原 中飛、筒香 見三振)。
- 2回(失点):2死満塁から押し出し四球で先制を許す(0―1)。
- 3回(反撃):
- 液状化した走塁を活かし田中が二盗→上林が同点タイムリー。
- 細川 左安でつなぎ、ボスラー 右翼フェンス直撃の2点適時二塁打(3―1)。
- 5回(逆転被弾):2死無走者から右安→死球で走者を背負い、筒香に右中間3ラン(3―4)。
- 6回(救援3失点):
- 藤嶋:戸柱 右安→林 二塁打→二ゴロ間で1点(3―5)→四球で降板。
- マルテ:2死一三塁から桑原・筒香に連続中前適時打(3―7)。
- 7回(反撃):板山 右中間三塁打→岡林 二ゴロ間に1点(4―7)。
- 9回:ウィックに対し川越・ロドリゲス・石伊が三者連続空振り三振で試合終了。
個人メモ
- 涌井(先発):4回2/3 84球 6安打 2四死球 2奪三振 4失点(自責4)。
- 直近登板(9/11神宮)は4回2/3 6失点。
- 5回2死無走者からの被弾が致命傷。
- 打線:
- 上林:同点タイムリー。
- ボスラー:逆転2点二塁打。
- 7回に板山 三塁打で反撃の口火。
- 終盤のクリーンアップが不発(8回)、9回は三者三振。
今日のターニングポイント
5回二死・走者なしからの被弾。
四死球で“無から有”を作ってしまい、筒香の3ランで完全に流れがDeNAへ。
続く6回の救援3失点で勝機が遠のきました。
采配・運用所感(要約)
- ローテ運用:前日金丸を東とぶつけるより、今日に回した方が良かったとの声。
- 涌井の起用:直近内容を踏まえると先発よりリリーフ転向検討の段階か。
- 救援の負担:藤嶋の回跨ぎや退団濃厚のマルテ起用より、根尾など若手に経験を――という意見。
- 藤浪戦“ベストで臨めない”発言以降の失速をチームの分岐点と見る向きが多数。
- 終盤の作戦:同点狙いの消極的バントなど、流れを断つ采配が散見。
チーム全体の課題
- 先発のスタミナ・制球不足 → 四球から失点のパターン多発。
- 救援陣の消耗 → 回跨ぎ前提の運用を見直し。
- 一貫性のない采配 → 状況に応じた明確な方針と言葉が必要。
- 対DeNA苦手意識 → 戦い方のメンタルと準備の再設計。
補強・編成への提言
- 投手補強の最優先(来季はテラス設置で被本塁打リスク増)。
- 若手起用の拡大:森・根尾・石橋ら将来軸の見極めを残り試合で。
- 走塁・守備の徹底とキャンプでの走り込み強化。
- “腹を割った対話”の場を監督含めチームで設け、DeNA戦への苦手意識を解消。
歴代監督成績に触れて(データ所感)
- 立浪監督(3年):182勝232敗15分=勝率.440(借金50)。
2リーグ分立以降では下から3番目。
今季は2位以下の低調もありプレーオフ可能性は長く残ったが、最終盤の失速で負け越し傾向を是正できず。
ポジ要素も忘れずに
- 中軸の破壊力の片鱗:上林の勝負強さ、細川の出塁&つなぎ、ボスラーの長打は機能。
- 板山の一振り:代走・代打含めたベンチワークの幅を示唆。
- 横浜では打ち勝った試合も:勝てる力はある。課題の再現性と継続性。
まとめ
- “2死無走者からの四死球→被弾”をやめる。
- 救援の回跨ぎ常態化をやめる。
- 若手に経験を積ませ、来季の軸を今から作る。
- 言葉と方針を“前向きに、具体的に”。
残り試合は来季へ直結する実験と見極めの場。対DeNAの苦手を正面から分析し、準備と選択の質を上げていきたいところです。
