リード
投手戦を制したのはDeNA。中日は0―1で敗れ、両リーグ最多の今季24度目完封負け。通算58勝73敗2分(借金15=今季ワースト)。先発金丸夢斗は7回122球、4安打、1失点(自責0)の力投も、一塁・ボスラーの失策→盗塁→東のスクイズで均衡を破られ、援護4安打に泣いた。7回裏は無死二塁から3者連続空振り三振で最大機を逸した。
目次
試合概要
- スコア:中日 0ー1 DeNA(バンテリンドーム/9月17日)
- 展開:6回まで0―0。7回表、一塁失策を起点にスクイズで先制を許す。
- 打線:4安打のみ。7回裏、先頭・細川が右中間フェンス直撃の二塁打も、福永・山本・ボスラーが3者連続空振り三振。三塁を踏めず完封負け。
- トピック:対・東 11連敗(2023年以降)。東は今季14勝目、対中日通算16勝(2敗)。
先発・登録メモ
- 中日 先発:金丸夢斗(22)=今季14度目
- (試合前)2勝5敗、防御率2.94/DeNA戦今季0勝3敗、防御率2.67
- 登録:**マルテ(30)**を登録(8/9抹消以来)。今季31試合 1勝4敗、防御率2.20
スタメン(中日)
1 右 大島/2 二 辻本/3 中 岡林/4 左 細川/5 三 福永/6 遊 山本/7 一 ボスラー/8 捕 石伊/9 投 金丸
※大島は6/17オリ戦以来の1番、辻本は8/1広島戦以来の先発
イニング経過(要点)
- 1回表 De:桑原中安も、筒香 二ゴロ併殺で無失点。
1回裏:東の前に大島・辻本・岡林で三者凡退。 - 2回表:金丸、三者凡退。
2回裏:細川 右安→福永右飛/山本空三振/ボスラー空三振。 - 3回表:四球2つで二塁三塁も桑原空三振で切り抜け。
3回裏:大島 三安も後続なし。 - 4回表:無死二三塁の大ピンチも、佐野一ゴロ→山本見三振→林空三振で零封。
4回裏:細川四球→二盗成功も、福永空三振/山本右飛。 - 5回表:二塁打許すも筒香 左飛で無失点。
5回裏:三者凡退。 - 6回表:三者凡退。
6回裏:三者凡退。 - 7回表(失点):先頭・石上の一ゴロをボスラー失策→二盗→右飛で一死三塁→投手・東がスクイズ成功。この回ノーヒット失点。
7回裏(最大機):細川 二塁打(無死二塁)→福永・山本・ボスラーが3者連続空振り三振。 - 8回表(斎藤):安打2本も無失点。
8回裏:代打・鵜飼 一邪飛、大島 中安も得点ならず。 - 9回表(メヒア):三者凡退。
9回裏:伊勢の前に無得点、試合終了。
個人成績(抜粋)
- 金丸夢斗:7回 122球 4安打 6奪三振 4四球 1失点(自責0)
- 継投:8回 斎藤(無失点)/9回 メヒア(無失点)
- 打:細川 2塁打ほか、チーム4安打
監督・選手コメント(要旨)
井上監督:「(東の)ペースに引き込まれた。セ最強の投手。ロースコアでミスした方が負けという典型」
金丸:「球数が多かったのは反省。大胆にいく場面と時間を使う場面のメリハリを」
データ&課題
- 両リーグ最多:今季24度目の完封負け
- 借金15(今季ワースト)
- 対・東:2023年以降“11連敗”(中日打線は三塁踏めず)
- 勝負所:7回無死二塁で作戦不発(バント不実施→3者三振)
- 守備:ボスラーの一塁失策が失点の起点
ファンの声(要約)
- 金丸を救いたい/金丸が不憫:内容は十分、自責0で黒星は酷。
- 対・東対策不足:**粘って球数を増やす/早い回の仕掛け(セーフティ・エンドラン・バント)**を。
- 采配への疑問:7回無死二塁での送りバント不実施、打順の固定・役割明確化を。
- 編成・育成への提起:上位指名の戦力化、作戦担当ヘッドの招聘など。
- 来季へ:金丸は将来の左のエース。飛躍を後押しする攻撃設計を求む。
編集メモ(次戦への提案)
- “1点を取り切る”設計:無死二塁は確実に三塁へ(進塁打/バント/エンドラン)。
- 対・東の共通プラン:見極め→球数負荷→6回以降の失速待ち+早回仕掛けの二軸。
- 役割固定:上位の出塁・機動力と中軸の還すを明確化。
- 守備再確認:一塁の基本所作・送球ハンドリングを即修正。
