目次
リード
9月6日（土）、HARD OFF ECOスタジアム新潟で行われたイースタン・ウエスタン交流試合は、中日が3−8でオイシックスに敗戦。先発・仲地礼亜は5回5失点（自責4）。3点を追う5回に森駿太の2点適時打で反撃したが、7回に3番手・根尾昂が3失点。9回に川越誠司のソロで1点を返すも、流れを取り戻せなかった。
試合概要
- 試合：ファーム交流戦・オイシックス vs 中日
- 日時：9月6日（土）
- 球場：HARD OFF ECOスタジアム新潟
- 先発：
- 中日：仲地 礼亜
- オイシックス：笠原 祥太郎（元・中日）
スコア推移（要約）
- 1回裏：仲地、知念の適時打で先制点を許す（0−1）
- 2回裏：無死二三塁から犠飛×2で追加点（0−3）
- 3回裏：大川の適時二塁打でさらに失点（0−4）
- 5回表：二死満塁から森 駿太が2点適時打（2−4）
- 5回裏：二塁・津田の悪送球で1点献上（2−5）
- 7回裏（根尾）：死球・安打で一死満塁→中山の犠飛、藤原の2点二塁打で3失点（2−8）
- 9回表：川越 誠司が右翼へソロ本塁打（3−8）
- 試合終了：中日 3−8 オイシックス
中日・投手リレー
- 仲地 礼亜：5回 82球 6被安打 2奪三振 2四球 5失点（自責4）
- 森山 暁生：6回裏を無失点（走者出すも後続断つ）
- 根尾 昂：7回裏に登板し3失点（死球・安打から一死満塁→犠飛＋2点二塁打）
中日・打撃ハイライト
- 5回表：石橋康太・津田啓史の安打で二死満塁→森 駿太が2点タイムリー
- 9回表：川越 誠司がライトへソロ本塁打
- そのほか：2回表は佐藤 龍世の二塁打で無死二塁も後続凡退で無得点
今日のポイント
- 先制許す→序盤の失点が重く：1〜3回で計4失点。5回の失点は守備のミスも絡み拡大。
- 反撃の芽は作る：5回に一時2点差まで詰めるも、7回の3失点で勝負あり。
- 川越の一発：9回先頭で意地のソロ。攻撃の形自体は作れていた。
相手先発・笠原祥太郎（オイシックス）について
- 内容：チェンジアップを軸に走者を背負いながらも要所を締め、5回2失点の粘投。
- トピック：登板時の入場曲に、引退表明の祖父江大輔の登場曲「宙船（TOKIO）」を使用。古巣・中日への敬意を示す演出が新潟のスタンドを沸かせた。
ネットの声
※いただいたコメントから主な論点を整理しました。
- 根尾昂の起用・将来像
- 「現役ドラフトで環境を変えるべき」「モチベーション低下が心配」といった厳しい声。
- 一方で「今年は良い→打たれるの繰り返しでも防御率2.60なら絶望ではない。制球を整えるか、荒れ球を生かすか方向性を定めたい」という建設的な意見も。
- 仲地礼亜への評価
- 今季のフォーム改造（2段モーション）失敗以降の迷走を指摘。「今年の一軍再昇格は厳しい」「まず真っすぐの質を上げたい」との声。
- ドラ1指名への疑問や編成・スカウト方針への批判も散見。
- 球団の育成・編成
- 「上位指名の不振が続いている」「独自色より地元優先で良いのでは」など、ドラフト戦略全般への問いかけ。
- その他
- 「一軍で出続ける難しさ」を実感する声、根尾の野手再転向を示唆する意見も。
編集後記
- 投手陣：仲地は「初球被弾→犠打許容→適時打」の失点パターンが続き、苦しい立ち上がり。球威・制球のどちらかで上回れる武器の確立が急務。根尾は走者を背負ってからの制球が最大課題。まずは“入り方”の安定と、球種配分の再設計が必要に見えます。
- 野手陣：森駿太の2点打、川越の一発と、個の光はある。チャンスの作り方はあるだけに、走者三塁での1本をどれだけ引き出せるか。
- ポジティブ要素：守備ミス絡みの失点が響いた一方で、5回の反撃のように“繋がり”は作れている。細部の精度次第でゲームは締まるはず。
- 笠原の演出：「宙船」は完全に“物語”。ファームでも、こういうリスペクトは心温まります。
まとめ
- 中日は3−8で敗戦。
- 仲地：5回5失点（自責4）。
- 根尾：7回に3失点。
- 森駿太：5回に2点タイムリー。
- 川越誠司：9回にソロ本塁打。
- 笠原祥太郎（オイシックス）：5回2失点、入場曲は祖父江の「宙船」。
- ネットでは根尾の将来像・仲地の評価・編成方針に賛否と提言が噴出。
