リード
愛知出身・竜一筋のリリーバー、祖父江大輔(38)が今季限りで引退へ。通算509試合登板、17勝27敗/12S/136H/防御率3.04。2020年は最優秀中継ぎ。6月11日には通算500登板(史上112人目)を達成。低迷期のブルペンを最前線で支えた“男前リリーバー”が、ユニホームを脱ぐ。
目次
速報:引退の決断と今後
- 決断:2025年9月4日、今季限りで現役引退の意向が判明。近日中に会見・正式発表予定。
- 今季:18登板、防御率4.58。8月6日に登録抹消。
- コメントの背景:引退表明に際し「野球、辞めます」と爽やかな表情で周囲に伝えたとされ、次のステップへ。
祖父江大輔とは(プロフィール)
- 生年月日:1987年8月11日(名古屋市中川区)
- 経歴:愛知高 → 愛知大 → トヨタ自動車 → 2013年ドラフト5位で中日
- 投打/体格:右投左打/175cm・75kg
- 登録名:祖父江 大輔

キャリアの軌跡(年表風)
- 2014:プロ1年目から54登板(主にロング・敗戦処理で経験値を蓄積)
- 2020:54登板・28Hで最優秀中継ぎ。福敬登、R.マルティネスと**「大福マル」**を形成し、8年ぶりAクラスへ導く
- 2021:自己最多55登板
- 2025:6/11 楽天戦で通算500登板達成(球団生え抜きでは星野・鈴木孝政・山本昌・岩瀬に続く快挙)

通算成績(主要指標)
- 登板:509試合
- 成績:17勝27敗/12セーブ/136ホールド
- 防御率:3.04
- 特徴:直球+縦スライダー、そしてタフネス。
- 登場曲:「宙船」(バンテリンドームに鳴り響いた定番)
人柄とエピソード
- 鬼の形相×優しい笑顔:マウンドでは“鋭い眼光”、素顔はムードメーカー。
- 緊張との共生:「緊張がなくなったらそこでおしまい」(岩瀬・浅尾の言葉を胸に)
- 年俸評価騒動と“竜愛”:契約更改で評価が割れた際、ダルビッシュ有からエールが届いたエピソードは象徴的。FA取得時も**「愛知が好き」**と語り、生涯ドラゴンズを貫いた。
受け継がれる功績
- 低迷期の“便利屋”ではなく“支柱”:
勝ちパでもビハインドでも、いつでもどこでも投げる役回り。 - 文化への貢献:
中継ぎの価値向上を体現。若手に背中で伝えたブルペンの作法。

ファンの声
- 圧倒的感謝:「本当にお疲れ様でした。暗黒期のど真ん中を支えてくれた」
- 引退試合・セレモニーを:「功労者へ最大限の敬意を」
- コーチ待望論:「後進育成で“強いドラゴンズ”に導いてほしい」
- “大福マル”の記憶:「宙船とあの眼光は忘れない」
- 評価と矜持:「フロントに不満の時期も、竜を選び続けた男気」
- タフネス賛辞:「ケガなく積み上げた500登板は偉業」
ファンの声(原文抜粋)
「鬼の形相でサイン確認する表情、いちばん印象的でした」
「大福マルの安定感、本当に凄かった。ありがとう」
「年俸評価が低かった頃、**ダルビッシュが“1億の価値ある”**とエール。忘れません」
「便利に使われたんじゃない。支えてくれたんだ」
「男前という言葉が似合う選手。引退試合をお願いします」
編集部所感:球団への“お願い”
- 引退試合&セレモニーの実施:
500登板の到達者にふさわしい盛大なお別れの舞台を。 - 将来設計:
2軍ブルペンコーチ等、現場での知見継承に最適な人材。 - 記録と記憶のアーカイブ:
「大福マル」特集、宙船×登板シーンの公式映像企画化を。
まとめ
竜を愛し、竜に愛された12年。
数字以上に、**“出番が来れば必ず肩をつく”**という姿勢がチームを支え、ファンを惹きつけた。
祖父江大輔投手、本当にお疲れさまでした。ありがとう。

