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根尾昂 リリーフ転向で勝負の7年目──甲子園のヒーローは今

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甲子園のスターから中日のドラ1へ

根尾昂――。中日ナインの中でも全国的な知名度を誇る25歳は、大阪桐蔭高で3度の全国制覇を経験した球史に残る逸材だ。藤原恭大(ロッテ)、横川凱(巨人)らと同学年で、3年時には春夏連覇を達成。投打二刀流として名を馳せ、2018年ドラフトでは4球団が競合。中日、日本ハム、巨人、ヤクルトの中から中日が交渉権を獲得し、背番号7を背負ってプロの舞台に立った。

迷走のキャリアとポジション転々

プロ入り後は遊撃手としてスタートするも、外野起用、再び遊撃、そして2022年シーズン途中には投手転向と、ポジション変更が続く。先発、リリーフの両方に挑戦したが、いずれも定位置を掴むには至らなかった。2024年オフには背番号が30へ変更。7年目となる今季はリリーフ専念で一軍登板4試合、二軍では防御率1点台と結果を残している。

ファンの複雑な想い

ファンの中には、根尾の潜在能力を信じる声が根強い一方で、「全てが中途半端」という厳しい意見も少なくない。

  • ポジション固定論:「ショート一本で我慢して使い続けていれば違った未来があった」
  • 球団との相性論:「もし巨人や日ハムが引き当てていたら今頃スター選手だったのでは」
  • 立浪監督批判:「場当たり的な起用が選手を迷走させた」
  • 移籍推奨論:「新庄監督の下で複数ポジションを活かせば化ける可能性がある」

DH制導入と“二刀流”論争

2027年からセ・リーグにもDH制が導入予定。「大谷ルール」の適用も検討されており、先発投手が打席に立てる二刀流起用の可能性もある。中日でこれを実現できる投手は根尾しかいない、との見方もある。しかし現実的には「まずは一軍で通用する投手になるのが先」という冷静な声が多数を占める。

崖っぷちの現状

入団から7年。プロの世界は結果がすべてであり、期待だけでは生き残れない。リリーフ転向は最後のチャンスかもしれない。

  • 球速向上(+5キロ)がカギ
  • ストレートの質を磨けばフォークも活きる
  • オフの鍛錬次第で生き残りの可能性は残る

結び──もう一度、あの歓声を

甲子園を沸かせたバックホームの強肩、満塁弾の鮮烈な記憶──。根尾昂はまだ25歳。野球人生はこれからだ。中日で輝きを取り戻すのか、別の環境で覚醒するのか。ファンは今も、彼が再び球場の空気を変える瞬間を待ち望んでいる。

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