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「9番に土田」は戦術か、それとも迷采配か?

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■ 試合当日のオーダーに注目集まる

2025年8月13日、東京ドームで行われた巨人vs中日の一戦。
この試合で注目を集めたのは、中日が採用した「8番投手・柳裕也、9番ショート・土田龍空」という変則オーダーだった。

中継解説を務めた元ヤクルト監督・真中満氏も「9番に土田を入れてうまく繋げたいと思っているのか」と疑問を呈した。
打力だけを見れば、投手の柳の方が土田より良いのでは?という率直な見解である。

■「8番投手」は統計的にはマイナス

セイバーメトリクス的には、8番に投手を置くことは基本的にマイナスとされている。
かつてDeNAを率いたラミレス監督のように「9番に繋ぎ役を置く」戦術も存在するが、うまく機能するのはごく一部。
実際、ベイスターズ相手の試合で「チャンスが投手で潰れて助かった」という記憶を持つファンも少なくない。

また、「9番土田」から繋がったとしても上位打線が岡林や山本では得点力に不安が残る。
8番土田にしてもチャンスで打てるわけではなく、起用の意図が見えづらいという声も多い。

■守備固めのはずが…土田のスタメンに疑問の声

この日は田中幹也が欠場し、土田がスタメンショートに入った。
守備力を買っての起用と見られるが、「まずは点を取ることが優先では?」というファンの声も。

「なぜ打てない土田がスタメン?」「打つ気がない選手を9番に置く意味がない」など厳しい意見がネットにあふれた。

■井上采配への懐疑──統計無視?打力無視?

中日・井上監督は細川を6番に置いたり、1割打者を2番にしたりと「逆張り型」の打順を組むことが多い。
勝てない原因のすべてとは言わないが、長いシーズンを見据えると確率的に不利な策を取ることが多すぎるという指摘は根強い。

「打順の上に置くほど打席は多く回る」という当たり前の原則すら無視されているように見える場面もあり、ファンのフラストレーションは高まっている。

■「柳より土田が下」は本当に妥当なのか

「柳の方が土田より打つ」と言い切るファンもいる。
事実、前任の与田政権でも8番に柳、9番に加藤匠馬という打順が見られた。
今回の起用も「特に深い意図はない」「ただ打力順に並べただけでは?」との声も上がっている。

■奇策か愚策か──「迷采配」にファンからも限界の声

谷繁元監督もテレビ中継で疑問を呈した今回のオーダー。
「井上監督の采配でどれだけ負けを積み重ねてきたか、今季限りで退任してほしい」という声も一部で出てきている。

また、チーム全体として「ヒットは出るがチャンスに弱い」傾向が続いており、根本的な得点力不足が課題として浮き彫りになっている。

■まとめ:9番打者に求められる役割とは?

かつてラミレスが「9番に倉本を置いて1番に繋ぐ意図」を見せたように、9番打者には明確な戦術的意味がある。
しかし、今回の土田起用に関しては「柳と大差ない」「意味があるようには見えない」と否定的な意見が大半。

最終的に問われるのは、勝つための合理性。
今後の中日は、感覚的な奇策ではなく、確率やデータに基づいた打順構成が求められるのかもしれない。

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