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頼むぜ柳!

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優勝のキーマン

昨シーズン、中日は60勝55敗5分(勝率.522)という成績を残し、8年ぶりのAクラス(3位)に入った。その立役者となったのが大野雄大だ。

大野は先発ローテーションの軸として、11勝6敗、防御率1.82。打高投低の昨今、1点台の防御率は見事なものだが、それ以上に驚かされたのが6完封(10完投)だ。「先発したら最後まで投げ切る」を実践し、しかも相手に点を与えないという圧巻のピッチング。まさしくエースの投球で、チームを鼓舞した。

そんな大野とともに「右のエース」という立ち位置が見え始めているのが、大卒5年目の柳裕也だ。

一昨年はシーズン前半で9勝をマークし、オールスターにも選出。結局、後半失速して11勝に終わったが、それでも投手にとってのひとつの目標である2ケタ勝利を達成し、一流の仲間入りを果たした。

昨シーズンの勝利数は「6」止まりだったが、先発すれば試合をつくり、終盤にリリーフ陣へとつなぐ安定したピッチングを披露した。

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